リバウンドする理由
せっかくやせたのにまた元に戻ってしまった
そんな経験はありませんか?
わたしは残念なことに何回もあります。
勉強、読書、日記など日常的な行動習慣が身につくのは21日と言われます。
そして、ダイエット、運動、禁煙など身体のリズムに関わる身体習慣や
考え方、思考に関わる思考習慣が身につくのは66日と言われます。
そんな長い時間をかけてやせたのに、元に戻るのはあっと言う間です。
「またダメだった」と自己肯定感を下げてしまいます。
『習慣化のシンプルなコツ』では「王様(意識)」と「部下(無意識)」の関係で説明しています。
たとえ
あなたが王様であっても、「部下たち(無意識)」が大切にしている習慣(システム)をむりやり変えてしまうと(抑圧してしまうと)、部下たちが反乱を起こして元に戻ってしまいます。
怒りを抑えられなくなるのは、部下たちが反乱を起こしているとうことです。
食べたい、でも食べてはいけない、という小さな怒りを毎回抑圧し、それが積み重なって爆発してしまうのです。
無意識を再教育して育てる
感情も思考も、それ自体はどちらもよい悪いはありません。ポジティブもネガティブもありません。
ですが、社会的文化的に評価されてしまいます。
怒りを全部出せば、社会的に生活することは困難になるでしょう。
1つの解決法は「昇華」です。
否定的な思考を肯定的なものに転換します。
食べたい欲求を瞑想や運動をすることに転換する
のようにします。
根本的に脳内プログラムを書き換える
私の場合疲れた→甘いものを食べる
イライラする→甘いものを食べる
この身についてしまった習慣を新しい習慣に書き換えなければなりません。
今までの習慣は、どこかで学習した古い記憶です。
何か過去の出来事が現在にも影響を与えている、ということはよくありますね。
いわゆる「トラウマ」と思えばわかりやすいでしょう。
昔の五感を伴った体験がイメージとして今も思い出されているのです。
昔の体験をイメージしているだけなら、なぜ今もその時と同じ行動をとってしまうのでしょう。
それは
無意識は現実とイメージの区別がつかない
からです。
最近の脳科学ではこのことが科学的に証明されてきました。
VRやARなどをイメージするといいですね。
古い記憶はイメージなので、変えられるのです。
実際、古い記憶は思い出すたびに、自分の思うように強化されていると言われます。
ですから、
疲れた、ストレスを感じるたびに、甘いものを食べればそれはやわらぐ
という公式が強化されているのです。
まずいです。。。
部下は私を守るために働いてくれているんですが。
過去の記憶のイメージを書き換える具体的な方法
まず、その記憶のもととなると思われる体験を絵として思い浮かべます。
五感を使って変えていきます。
- その時の情景の明るさを変える →白黒テレビの画像のように暗くする
- 音量を小さくする
- その時の自分を含めた人物の表情を変える
- 聞こえてくる話声のトーンを変える
- その時の臭いを変えてみる
- その時感じた皮膚感覚を変化させてみる
など、五感でできることを様々試して変えてみます。
私の場合は
イライラして甘いものを食べている場面→甘いものを楽しく味わってゆっくり食べている場面
に転換してみました。
つまり
甘いものは楽しい時に適量食べるもの
という新しい記憶に書き換えます。
やってみて、甘いものに対するイメージが変わってきました。
でも、長年の習慣なのですぐにはパーフェクトには身につきません。
今までの習慣が出そうになったら、このワークをやるということを続けていこうと思います。
いかがだったでしょうか。
このようにNLPを学ぶことで、ものの見方考え方が別の面から見ることができるようになってきます。
自分とは異なる相手の考え方も理解できるようになります。
相手を理解することは、顧客を理解することにもつながりますね。
ビジネスにも積極的に応用されているわけです。
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